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2005年10月14日 (金)

「郵政民営化場所 千秋楽」

KIF_1558














大相撲で言えば 勝利目前の土俵際、よもやのうっちゃりで物言いがつき、取り直しの大一番でやっぱり圧勝、お客さんの熱狂的な応援に感謝・感謝・・・・・。
 7月前半に始まった郵政民営化関連六法案の審議も異例な程の時間(=82時間)を費やし、衆議院以上に内容のある充実した質疑を経たにも拘らず、8月8日 残念ながら参議院本会議にて否決。そして、解散。9月11日施行の総選挙にて自民党予想外の圧勝・・・・・。
 今 再び提出された郵政民営化法案を審議する特別委員会で我が自民党・世耕委員の歯切れの良い質問を聞きながら、この3ヶ月間 激しい時間の流れ 政治の流れのダイナミズムの中に身を置いた自分自身の実体験に何かしら喜びや悲しみを包含したような溜息をついてしまった。
 目前の小泉総理の活き活きとした答弁「郵政改革は小泉構造改革の本丸、改革なくして成長なし。郵政民営化も出来ずして新たなる改革が出来るはずがない。抵抗勢力の力によりその改革が否定されるならば 自民党をつぶす。しかし、つぶさずして自民党を変えることができ、新しい自民党を創ることに成功した。」
 小泉総理の外連味のない連射砲の如き答弁に 選挙真最中の小泉劇場の勢いを再び感じたのは私一人ではなかったと思う。
 一方で民主党のふがいない主張に気の抜ける思いがした。
「国民は郵政民営化を全面的に受け入れた訳ではない。なぜなら小選挙区では与党33,499,494票 野党34,566,797票 約100万票野党が多かった事実を謙虚に受け止めて民営化に対応しなければならない。」
 でも、ちょっと待った。 郵政民営化を最大の争点として小選挙区制度の下で戦った今回の総選挙の結果は、断固として改革の道を進むべきという結論を民意が選択した事を意味する。  常に謙虚さを崩さないという姿勢は、自民党自らの判断のもとに心すべき事柄なのである。
 野党が自らの敗北を冷静に検証し、反省することなく、安易に総理に対して意見する次元の問題ではないと つくづく思う。
 さて、今回の郵政民営化の後につづく改革は一体何か?
 小泉総理は、三位一体改革・政府系金融機関の統廃合・公務員改革 そして、何よりも社会保障制度改革をあげ、「中央から地方へ」「官から民へ」「民にできる事は民で」という理念のもと、小さな政府をめざす心意気を示された。そういえば、国鉄からJRへ、電電公社からNTTへ、専売公社からJTへ、それぞれが、赤字から黒字体質へ変化し、赤字補てんの為の税金投入から税金を納めてくれる方向へ好転した。また、それだけにとどまらず、民営化後の株式売却益が30兆円にものぼり、国家財政への貢献をしたという事実の重さを改めて認識すべきであろう。
 あとは 今回の郵政民営化法案がいまだ若干の問題を抱えているとしても 小泉総理のいう「郵便局は国民の大切な資産であり、そのネットワークをしっかり守らなければならない」という理念のもと民営化の成果をあげることのできるよう互いに協力をしていかなければならないと思う。
 ところで、郵政公社の生田総裁は愛媛県北条出身。 その答弁の端切れの良さに改めて感心すると共に、民間人としての研ぎ澄まされた経営感覚が郵政公社の新たなる改革を力強く誘導していることに驚かされる。民営化前の国際物流への積極的対応や郵政職員の大胆な意識改革等々の成果に大いに期待するところである。

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