« 野口聡一宇宙飛行士 | トップページ | 「郵政民営化場所 千秋楽」 »

2005年10月11日 (火)

市町村合併

 このところ、週末 愛媛県に帰る度に、どこかの市・町で合併一周年記念式典が開催されている。
先々週は今治市、先週は愛南町、今週は伊予市、また、11月に入ってからは、八幡浜市・伊方町・大洲市と続いている。
 愛媛県は まさに合併先進県であり、70市町村が20の市町になり、その減少率は全国一である。
 この合併は①効率的な行政組織を再構築し、ムダを省き、新時代にふさわしい町づくりの将来構想を 今 策定しなければならない。②国・県・市町村それぞれに大変厳しい財政状況を打破するための行財政改革の一貫として避けて通れない。 との方向性を住民が受けとめた結果であろうと思う。
従って、互いに痛みを分かち合って達成されたこの合併により、自分たちのまちが良くなったと実感できるようなまちづくりに時の為政者は責任をもたなければならない。

 ところで、国も「地方の時代」という名のもと、地方分権一括法を施行して、合併後の市町村の自立に向けての対応に全力を傾け、三位一体改革もいよいよ、山場にさしかかってきた。しかし、「地方分権」に向けての霞ヶ関各省庁関係者及びいわゆる族議員の自らの縄張りを守る為の反発も激しく、地方自立に向けての前途はそうそう、容易なものではないと思う。
 私は、地方の自治体が「地方分権」に向けて、単に国へ向けてのお願い・陳情を繰り返すのみにとどまらず、地方から自立に向けての 新しいシステムを積極的に国へ提案するというスキームの構築に地方自らが汗を流す必要性を強く感じている。
 たとえば、税源移譲を単に経文を唱える如く主張するだけでなく、税源移譲に伴う地方間格差を認識し、その是正を国からの地方交付税だけに頼らず、地方から新しい制度を提案していくことが極めて重要であろう。
 それが達成できなければ、合併一周年記念式典は将来の夢を語り合いながら盛大に開催できたが十周年記念式典は散々な結果に終わったということになりかねない。

ページの先頭へ戻る

« 野口聡一宇宙飛行士 | トップページ | 「郵政民営化場所 千秋楽」 »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 野口聡一宇宙飛行士 | トップページ | 「郵政民営化場所 千秋楽」 »