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2006年2月 9日 (木)

APPU視察

 先日 台湾政府から、APPU(アジア・太平洋国会議員連合)訪問団の一員として、本年1月13日に陳水扁総統と会談した時の写真が送られてきました。

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陳水扁総統と硬い握手

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陳水扁総統と会談後、総統府前にて APPU訪問団(関谷団長)全員で






 台湾では、総統に加え 外務大臣たる陳唐山外交部長、江丙坤立法委員はじめ国民党立法委員の各氏、羅福全亜東関係協会会長はじめ財界の皆さんと会談する機会をえて、貴重な交流の時間をもつことができました。

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陳唐山外交部長と共に








 私達が訪問する前に行われた 統一地方選挙においては、与党民進党が敗北し、2008年の総統選に向けて 国民党 馬氏の人気が上昇中とのことでもあり、陳総統も大変厳しい局面に追い込まれているとのことでありましたが、そんな状況であるが故に 日本からの訪問団との暖かい交流に安堵されたのか、約1時間半にわたっての意見交換をすることが出来ました。
 現在 日台間は大変良好な関係を維持しており、査証免除と定期航空路線の開設により、100万人以上の人々が日台各々に交流しています。 今後さらに経済交流を進めていくべきと、互いに合意したところです。

 台湾の抱える問題点はというと、何といっても台湾海峡をめぐる 中国との関係がどのように展開するかということです。

 中国との経済交流は 財界も国民党も積極的に推し進め、互いに無視できない状況にあるものの、一方では、陳水扁総統の曰く 784基のミサイルが大陸から台湾に向けられているという政治課題があることも事実です。
 さらに、総統は、一党独裁の非民主国家 中国には、言論の自由もなく マスコミを拘束すらする国であるが故に、今後の台中間の経済交流においては、過度の大陸依存は避け、リスク管理をしながら「積極的管理・有効的開放」をめざすべきとのことでした。

 尚、今後の中国国内においては、沿岸部と内陸部の貧富の差の拡大による混乱がおきる可能性が多分にあり、現在でも中国内の暴動が年間7万4千件にものぼっています。
 そのことが 反日・抗日デモ展開へのエネルギーになっている点も見逃せず、今後のなりゆきを私達もしっかりと見極める必要があると思います。

 また、台湾では 憲法改正が政治日程にあがっており、立法院 議員定数を225から113へと大幅削減する案をはじめ、5つの基本的な改正を含む案が、本年6月に示される予定です。 来年には民間バージョンの草案作成 翌年にレファレンダムの実施2008年に新憲法発布をめざすとのことでした。
 いずれにしても、中国・台湾・日本の経済交流は各々無視することのできない情況にあり、それだけに互いの政治的安定のために努力し、現存する様々な問題解決のために 汗を流さなければ と確信するところです。
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               APPU代表団が陳唐山外交部長を表敬訪問

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