« 倉本 聰 | トップページ | 総理官邸 Ⅱ »

2006年2月24日 (金)

人間の賞味期限 ―木村政雄―

 昨日(2月23日)夕刻 自民党本部において 衆・参一期生を対象とした 第7回 自由民主党「日本夢づくり道場」が開催され、木村政雄氏(元吉本興業 常務取締役)の講話を聞く機会に恵まれました。


DSC00461





左より 武部幹事長、木村講師、逢沢幹事長代理







 この夢づくり道場は、武部幹事長の発案によりスタートした企画ですが、期数の若い政治家に対して、単に政策や選挙手法を身につけるだけでなく 政治家としての人格・品性・人間力を高めなければならないとの趣旨で、毎回 新鮮な講師を招いての勉強会として開かれ 後にビールを酌み交わしながら交流するというものです。 「堀江氏のメール」問題が大きく取り上げられ、政治家の品性が問われている時だけに 時宜を得た道場となりました。

 今回の講師 木村政雄氏は、吉本興業で 横山やすし・西川きよしのマネージャーを8年半務めた後、東京事務所をはじめとして吉本興業の全国展開を推進した後、独立して フリープロデューサーとして 様々な分野で活躍している人物であるということは ご承知のとおりです。

 昨日の演題は『こうすれば伸ばせる!人間の賞味期限』

 極めて 斬新な演題ですが、政治家としての賞味期限をどのように伸ばすかは 私達にとって 死活問題でもあり、大変参考になりました。
 その基本的考え方としては、芸人とて、政治家とて、一般論として「リスクを冒してスキルを磨くことによって 賞味期限を伸ばすことができる」という点、「信頼と好感度を上げることによって 人間としての魅力を継続させることができる」という点に絞られるとのことでした。
 大変ユニークで笑いの連続の中での講演でしたが、その一部を語録という形で紹介させていただきます。

18





党本部にいることを忘れさせるぐらいの話術に魅了されました






―木村政雄語録―

その① 「愛情の賞味期限は4年くらい。その後は妻という漢字が毒に見えてくる」(これは冗談です)

その② 「島田紳助は
  サンデープロジェクトの司会をすることによって つっぱりのあんちゃんから大人のタレントへ脱皮し、芸人としての賞味期限を伸ばした。ただし、そのために冒したリスクは大変なものであり、現に紳助は 初めてのサンプロ本番前日に失踪してしまい、東京のマンションの自室にこもっていたのを説得して出演させた」

その③ 「やすきよ漫才は”やすしがつっこみ” ”きよしがぼけ”から始まったが、やすしが警察に厄介になっていた2年間に きよしがしっかりと芸を磨き、コンビ復活以降は”きよしがつっこみ” ”やすしがぼけ”という役割の変化により やすきよの賞味期限が伸びた」

その④ 「吉本新喜劇が旧来の芸人の努力不足によりマンネリ化した時”吉本新喜劇やめよっかキャンペーン”を張った。 たとえば 岡八郎や塙木京を新喜劇から外すことにより、下に埋もれていた新人を発掘することが出来、吉本新喜劇の活性化、すなわち賞味期限を伸ばすことができた」

その④´ 「組織を変える時は 上から変えなければならない。 それも 急速に変えなければならない」

その⑤ 「自民党と吉本興業 また 政治家と芸人はよく似ている。

㋐自分の名前(有名性)で勝負しなければならない
㋑一回上がってもまた落ちることがある、落ちた時にその苦労をエネルギーに  変えることが出来た人が成功する
㋒政治家も芸人も信頼(芸)と好感度の双方が低ければ売れないし、信頼(芸)が高くても、好感度が低ければ一人よがりになり、好感度が高いが信頼(芸)    が低ければ はやりものにすぎない。 やっぱり 信頼(芸)と好感度が双方高 くて 初めて 立派な政治家、芸人になりえるのではないか」

以上 木村政雄語録 その一部分を書きつらねてみました。

さあ、皆さん、自分自身の賞味期限を伸ばすために 若干のリスクを冒しながらも 新しい人生のスキルを磨いていきましょう。


18

ページの先頭へ戻る

« 倉本 聰 | トップページ | 総理官邸 Ⅱ »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 倉本 聰 | トップページ | 総理官邸 Ⅱ »