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2006年8月21日 (月)

北海道視察 2日目

 8月18日、朝8時に宿舎を出発し、憧れの知床半島を目指しました。途中 斜里町の知床博物館に立ち寄り、斜里町長さんから 知床半島に対する熱い想いを伺った後、知床自然センターを訪れ、知床世界遺産地域の概要について説明を受けました。

 知床半島は 平成17年7月、小笠原諸島・琉球列島に先んじて 世界自然遺産として登録。陸域48.700ha・海域22.300haを合わせた71.000haの中に、流氷によって形成された海洋生態系と陸上生態系の織りなす複合生態系による特異な自然環境を誇る原生の自然が残されています。

 そこには 最高峰の羅臼岳(1661m)をはじめ、今も活動している硫黄山・知床岳が威容を誇り、流氷と共にやってくるオジロワシやオオワシそしてシマフクロウ。 トドやアザラシまた サケやマス・ヒグマにえぞ鹿 等々が相互に密接に関係した生態系を構築しています。

 また 海岸から 1600mの山頂部までの間には人手の入っていない多様な植生が連続して存在しており、今後 日本政府は責任を持って保護していく責務を負っている訳です。

 ところが、アムール川の水が凍って出来た氷が北風と共に知床半島に流れつく流氷が 最近 極めて減少し、流氷の持つ大量のプランクトンによる栄養分が不十分になることによる 生態系の変化が心配されています。さらに 絶滅しかけたエゾ鹿の異常繁殖や、農地開拓や リゾートブームによる温泉観光地化など、原生林や自然河川、多様な野生動物の危機が訪れているとのことでした。

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しれとこ100平方メートル運動に参加された方々のネームプレート








 しかし、知床半島の大自然を守るために、「知床で夢を育てませんか」というスローガンのもと、しれとこ100平方メートル運動を展開し、1口8000円 5万人の協賛による資金を活用して森林再生を成功させた人間の決意に感動し、安心したところです。

 その後、知床五湖・知床峠を訪れ、その壮観に感動し、羅臼岳や遠く国後島を望む予定でしたが、残念ながら 朝から降りしきる雨と霧に阻止され、一瞬姿を現わした羅臼岳と国後島を肉眼で確認はしましたが、殆んど 知床半島も北方四島も はっきり見ることができなかったことが本当に残念でした。

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いつヒグマが出てもおかしくない 知床五胡周辺









 その後、羅臼ビジターセンター及び国後展望塔(展望はできませんでしたが・・・)を訪れた後、サケの産卵まで真近で見ることができ、様々な種類のサケ(含 イトウ)の展示がされている素晴しい施設である 標津サーモンパークを訪れ、一日の視察を終えました。

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一瞬 霧の中姿を現した 羅臼岳






 本当に充実した 内容の濃い そして大変ハードな、加えて 雨と霧に邪魔をされた視察でした。

 「もう一度 おいでなさい」というところでしょうか。

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