« 臨時国会、本日閉幕 | トップページ | 予算大詰め、きく8号 打ち上げ »

2006年12月20日 (水)

硫黄島からの手紙

 昨日 午後のスケジュールに若干余裕があったので、寸暇を惜んで 銀座の映画館へ直行しました。

 鑑賞した映画は「硫黄島からの手紙」。クリント・イーストウッド監督が、「父親たちの星条旗」に続く2部作第2弾として製作し、渡辺謙・伊原剛志・中村獅童ら 日本を代表する俳優が出演しています。

 時は、1944年6月、戦況が悪化する中、本土防衛の最期の砦である硫黄島に 陸軍中将 栗林忠道が降り立つところから物語が始まります。

 圧倒的な戦力の違いにより、当初 米軍は5日で陥落できると踏んでいましたが、栗林総指揮官の作戦で、島中にトンネルを張り巡らせ、地下要塞を築きあげたことにより、歴史に残る激戦は 36日間に及んだことは ご案内のとおりです。

 実は 先般 梯 久美子著「散るぞ悲しき ‐ 硫黄島総指揮官・栗林忠道」(新潮社)という本を読んだところでもあり、この映画も 是非みたいと思っていました。

 戦争という悲惨な状況の中、届かぬと解っていて なお したためられた手紙の中に、家族への愛情・郷土 また祖国への熱い思いを見い出すことができます。

 二度と戦争を起こしてはならないというメッセージに加え、人間としての生き様、日本人としてのあり方などを見つめ直し、さらに 国境を越えた人類愛とは何か、ということを考え直す良い機会にめぐり逢えたようでした。

「戦後60年を経て、日米の生き残った軍人が硫黄島で再会し、暫しの沈黙の後に互いに抱き合って涙したこと」

「捕虜となった日本兵士が、硫黄島で戦ったことを知った米国兵が、それ以降 敬意の眼差しをもって 応対するようになったこと」

等々、硫黄島をめぐる逸話は多く、また、戦後60年経ち、地中から発見された 数百通の手紙が語る家族愛の深さに慟哭し 胸を打たれます。

 栗林中将や 若き兵士に焦点を絞り、今ここに 硫黄島での戦いを明らかにしていく「この映画」「この書籍」をご一覧・ご一読いただいて、互いに何かを考察してみようではありませんか。

« 臨時国会、本日閉幕 | トップページ | 予算大詰め、きく8号 打ち上げ »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 硫黄島からの手紙:

« 臨時国会、本日閉幕 | トップページ | 予算大詰め、きく8号 打ち上げ »