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2007年5月 1日 (火)

「坂の上の雲ミュージアム」

 4月28日(土) 愛媛県松山市に「坂の上の雲ミュージアム」が完成し、その落成式が盛大に開催されました。

この施設は、司馬遼太郎の「坂の上の雲」という小説を松山市のまちづくりに活かしたいという 中村松山市長により提唱された「坂の上の雲のまちづくり」の中核施設として安藤忠雄氏の設計により建設されました。

小説「坂の上の雲」の舞台となった松山市に残る文化的史跡を含め、まち全体を屋根のない博物館に見立てた「フィールド ミュージアム」というユニークな考え方による まちづくりです。

 司馬遼太郎は構想段階から10年をかけた長大な作品「坂の上の雲」において、松山出身の正岡子規・秋山好古・真之兄弟の三人の主人公を通して、不安と夢を抱きながらも近代国家建設に向けて躍動する明治という時代を見事に描きました。

すなわち、坂の上の青い空に輝く雲をみつめながら、ひたむきに前へ向かって進んでいく若者たちの群像に焦点をあてることによって 明治という時代背景を浮かびあがらせた訳です。

 私は中学2年生の頃に この小説の単行本全6巻を一気に読み通し、素晴しい感動を覚えたことを忘れることができません。

その後 何度か読み直し、司馬遼太郎という作家の人間性や社会へ対するメッセージの一部分でも理解することができたのかなと自負しているところです。

 不安と混沌のうずまく現代社会の中で日本という国の進むべき進路を見きわめていくことは それほど易しいことではありません。

同じように 青年達が自らの将来を展望し各々の夢に向かって進んでいくことも大変困難を極めることです。

このような時代背景の中、小説「坂の上の雲」に焦点をあて、日本人の心やまちづくりのあり方 そして日本の将来の国のかたちについて、じっくりと思考することは時宜にかなったことを改めて感じているところです。

 さらに、来年秋からは、明治の苦悩とエネルギーを描き、現代の日本人に勇気と示唆を与えるNHKのスペシャルドラマ「坂の上の雲」が13回シリーズで3年間にわたって放送されることになりました。

 正岡子規役には香川照之さん、秋山好古役には阿部寛さん、秋山真之役には本木雅弘さん、そして子規の妹 正岡律役には菅野美穂さんが決定し、90分番組としてスタートする予定です。

 しばらくは「坂の上の雲」の舞台である松山市から目を離せないのではないでしょうか。

 是非とも 坂の上の雲ミュージアムを中核とするフィールドミュージアム松山へレッツゴー!

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