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2008年2月27日 (水)

アメリカ大統領選挙

 昨日(2月26日) 日米国会議員連盟の総会が開催され、ブルッキングス研究所 ガバナンス研究プログラム・シニア・フェローのトーマン・E・マン氏の講演と意見交換が行われました。

 トーマス・マン?  どこかで聞いたような名前ですが、あの有名な作家と同姓同名の アメリカ政治・選挙分析コメンテーターとして知名度の高い人物です。特に、選挙と政治資金の関係に関する研究の第一人者としても知られており、大統領選挙をはじめ各種選挙の専門的な研究をされています。

 氏からは、今回のアメリカ大統領選挙の現状とその展望について 詳しい報告がなされました。

氏によれば

「アメリカは 現在 イラク戦争に対する厭戦ムードやサブプライムローン問題などにより、うつ状態にある」

「誰もが オバマの躍進やマケインの勝ち残りを予想することはできなかった」

「国民の不満は、レームダックとなったブッシュ大統領 及び 与党共和党に集まっている」

「その不満は 民主党の支持率アップにつながっており、上院・下院共に引退予定の議員は共和党に多く、民主党には殆どいない」

「アメリカは かつて少数派(人種・性別)の代表を大統領としてホワイト・ハウスへ送り込んだ経験を持たないが、脱人種主義を掲げるオバマへの期待が高まっている」

「すなわち、白人以外の少数派を支持することも いいことだというムードが漂っている」

「ブッシュの不人気による共和党の支持率低下は マケインにとって不利な政治状況であるが、信頼のおける人物と評されるマケインがオバマと十分戦える状況ではある」

「マケインは 若者や無党派層からも高く評価されているが、超保守派層をどのように まとめるかが課題である」

「今 アメリカを悩ます政治課題は沢山ある。イラク、イラン問題・アフガニスタン問題・財政赤字・医療改革・気候変動・・・・。 このようなシリアス かつ グローバルな危機に直面しているアメリカ国民が、今 うつ状態 すなわち あきらめムードから目ざめつつあるようにも思う=変革を求めつつある」

「この流れが民主党へ向かうのか、共和党にとどまるのか、若干民主党が有利か」

 氏の講演のごく一部を引用してみましたが、恐らく 次の予備選の地となるテキサス州・オハイオ州で 各々の候補が決定するのではないでしょうか。

 民主党では、テキサスではオバマがかなり有利、オハイオではクリントンが有利ながらも その差が縮まっているとのことでした。

 それにしても 今回の大統領選挙に関するトーマス・マン氏の講演の中で、クリントンという名前があまり語られなかったことが 印象に残りました。

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