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2008年4月17日 (木)

出井 伸之さん

 本日朝8時より 自民党本部において国際競争力調査会・IT・人材に関するWTが開催されました。

 今回の講師は 前ソニー会長 兼 CEOの出井伸之氏。 出井氏からは 国際社会の中での日本の置かれている現状と 今後の進むべき道について 人材育成の観点から 興味深いお話をいただきました。

 米・ソ冷戦時代から 米一極時代 そして 多極時代を迎えた国際情勢の中で、日本が孤立化しないような対策が必要であるとの観点から グローバル化を見据えた成長戦略、その中核を占める 日本の金融市場の充実が 最も求められているとのことでした。

 その話の中で、「現在の日本は、今 産業革命真最中の中国・インド諸国に先駆けて 40~50年前に その革命を終えている。世界の2%の人口しか有さない我が日本が 世界のGDPの10%以上(一時は15%)を占めることは驚異である。

しかし、現在 坂の上の雲に最初に到達した国として その後の国のあり方について 苦悩している状況だ。・・・・・。

今 日本は  アメリカの影に隠れて、自立心の欠けた国家になっていることを心配している。」

 そこで出井氏は 日本の持つべき3つの軸を 次のように定義されました。

〈知識集約型をめざして〉

①世界最先端の金融都市

②イノベーションを生み出す ものづくり地域

③日本の気候風土を活かした自然共生・循環地域

 私は 出井氏に対し、①②と同列で③を指摘された見識を高く評価することを前提として、企業と農村が共生できるようなシステムづくり=農業の心を理解できる会社(人材)づくりが 可能か否かの質問をしました。

 出井氏からは、「日本には素晴しいファミリー企業が数多くある。例えば、コーセー・伊藤園、また京セラや任天堂 等々。  農村と企業、農家とファミリー企業が価値観を共有して、ファミリー経営の近代化をめざした近代農業や 農地の所有権と経営権を分離することによる農業の再生、農産物の輸出作戦などの展開が重要である」との指摘がありました。

大変有意義な一時間でした。

 尚 私の質問に関連して、加藤紘一先生から 日本の農業の生産額についての話がありましたので 一部紹介します。         

                                                           

日本の農業の総生産額        8兆3千億円

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(内訳)  酪農               2兆2千億円

       野菜              2兆1千億円

       米                1兆8千億円  ※

       果樹                 7千億円

       花                  5千億円    等々

この生産額の意外な順位に 率直に驚きました。

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