« 奄美群島へ行ってきた② 奄美大島編 | トップページ | 奄美群島に行ってきた④ 屋久島編 »

2008年7月 8日 (火)

奄美群島へ行ってきた③ 種子島編

 翌7月1日は、朝9時25分発の飛行機で奄美空港から一旦鹿児島空港へ飛び、10時45分発のコミューターで種子島空港へ向かいました。到着は11時20分。

 この空港は、平成18年3月に小型ジェット機が就航可能な2000m滑走路を有する空港としてオープンし、コスモポート種子島と命名されました。総工費約240億円で欠航を防ぐための精密進入用灯火や光の道しるべとなる進入角指示灯なども整備されています。

 この空港完成によりジェット化され、利便性の向上・観光客の誘致や産業振興に寄与するものと期待されていました。

 ところが、鹿児島港から種子島・屋久島へ向けて高速船トッピーが就航し、二社の激しい価格競争により、低廉で高速化した海の強敵が出現し、当初期待したような効果が表れていないのが現状です。従って今もってジェット化されていないという訳です。

 長期的視野に立って社会資本整備の効果を予見することは、極めて困難ではありますが、昨今のB/C重視の社会情勢の中、ちょっとつらい現実に突きあたってしまった感が否めませんでした。

 しかし、近い将来この空港整備の効果が出ることを期待すると、空港関係者の皆さんを激励したところです。

 さて種子島はご存じのとおり、鹿児島県本土最南端佐多岬から南西43kmに位置する細長く平坦な島で、周囲166km・長さ58km・最大幅12km・人口約3万4千人の1市2町からなる島です。100_1315

 鉄砲伝来の地として有名ですが、日本唯一の実用衛星打ち上げ基地である種子島宇宙センターもある、歴史と未来が共存する島でもあります。

 この地で有名な水産物の一つ「さば」の刺身や焼きモノの昼食を取った後、早速種子島の東南端にあるJAXAの種子島宇宙センターへ向かいました。

 道中、千座(ちくら)の岩屋や雄龍・雌龍の岩など、太平洋や東シナ海の荒波にさらされてできた岩の珍しい造形物を楽しむことができました。

 またこの地では、農業も盛んで、さとうきびや野菜に加え米作も行われています。

 もう稲穂がたれ下がっており、あと3週間もすれば収穫ができる程の超早場米(コシヒカリ)の田んぼを見ながらセンターに到着しました。

 宇宙センターでは 所長さんの説明を伺った後、センターのバスに乗り込み、巨大な発射台(高さ67m・総重量1000t)がそびえ立つ大型ロケット発射場や2機のロケットを並行して組み立てることのできる大型ロケット組立棟、また打上げが中止されているH-Ⅱロケット7号機の実物等々を足早に見学しました。

 実は先般、つくばのJAXAを訪れ、今後打上げられる予定の人工衛星(地球温暖化に供なうCO2観測用の衛星など)や新しい大型ロケットHーⅡBロケット等についての説明を受け、現物を見せてもらっていたので、大変臨場感のあるタイムリーな視察となりました。

 南国の透き通った海に面し、総面積970万㎡の広大な敷地を有する世界一美しい宇宙センターが、これからの日本の宇宙開発に大いに貢献することを願うと共に、未来へ向け、宇宙へ向けて人間の壮大なロマンが息づく島の拠点としての役割を果たしていくことを願うものです。

 その後、西之表港より高速船トッピーに乗り屋久島へ向け種子島を後にしました。

 種子島写真集はこちらをご覧下さい!!

« 奄美群島へ行ってきた② 奄美大島編 | トップページ | 奄美群島に行ってきた④ 屋久島編 »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 奄美群島へ行ってきた② 奄美大島編 | トップページ | 奄美群島に行ってきた④ 屋久島編 »