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2009年1月27日 (火)

深夜国会のキーワードはくじ引き

 昨日は大変長い一日となりました。

 朝一便のANAで上京し、そのまま国対の部屋へ。殆ど一日中”待ちの状態”で過ごし、昼食も夕食も院内。

 帰途についたのは午前1時前でした。

 まずは、午前9時から始まった参議院予算委員会の締めくくり総括審査・討論・採決に続き、午後1時より本会議が開会され、第二次補正予算案の民主党などによる修正案が可決されました。

 もちろんこの修正案は衆議院に改めて送付され否決されたため、衆・参の議決が異なることとなります。

 そこで憲法60条の定めるところにより、両院協議会が設置され、衆・参の合意がみられないことを確認して各院に報告した後、衆議院の議決が優先されて補正予算案が成立するという流れとなります。

 この両院協議会は、衆参各院から10人ずつ選出され、成案を得るには、出席委員の3分の2以上の賛成が必要となりますが、当然その成案を得ることに通常なりません。

 この協議会の議長はくじ引きにより決定されることになっていますが、この点を上手に利用した民主党の横暴に左右され、深夜まで審議を引き延ばされる結果となりました。

 すなわち、くじ引きにより参議院民主党に議長が当選した結果、まずは協議に入る前の手続き論(議事録をとるか否か)で約5時間、その後民主党の小沢代表が富山から帰ってくるのを待ってなのか、何度か協議が中断され、最後に議長が、権限を有していないにも拘わらず、一方的に閉会を宣言し、翌日再会を通告して持ち越しとなった次第です。

 新手の「牛歩戦術」ともいえる審議拒否・審議引き延ばし戦術ですが、この抵抗戦術の結果、衆・参全国会議員が無為な足止めをくい、大勢の国会職員が深夜労働をしなければならない事態となりました。

 定額給付金の是非を巡る国会論戦は、完全な対決構図となっており、土壇場での与野党合意が困難なことは、双方共にわかっていることです。

 しかるに、「両院協議会は合意を得る場」という建前を全面に審議を引き延ばす民主党の手法は、まさに「引き延ばしの方便」と言わざるを得ません。

 こんな幼稚な国会対応を有権者の皆さんはどのように受けとめられるのでしょうか。

 一日延ばした両院協議会は、我々の予想どおり、翌日は粛々と、何事もなかったの如く終わったのでありました。

 何と空虚なことでしょう。

 それにしても、くじ引きにより参議院民主党側に議長が取られたことが、深夜までの審議につながったのですから、やり切れません。

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