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2009年4月27日 (月)

春眠暁を覚えず

 「春だから眠い」

 「春だからなぜか不安になる」

 このような「春だから」神話が本当なのか?について、その検証をする特集記事が毎日新聞夕刊に先日掲載されていました。

 大変興味深い記事でしたので、その一部を紹介します。

 神山潤・東京ベイ・浦安市川医療センター長によれば、

「春になり昼間の光の照度が増えると、夜に眠気をさそうホルモンであるメラトニンの分泌量が増え、かつ朝の目覚めが早くなるため、”春眠暁を覚えず”の状態になる」

とのことです。

 また、三島和夫・国立精神・神経センター研究部長によれば、

「手足の皮膚に近い毛細血管が開いて流れる血液の量が増えると、体熱が放出され、脳の温度が下がる。脳の温度の下がり方が急激なほど眠気が強くなる。皮膚の毛細血管が最も開きやすいのは室温が20度、布団の中は32~33度、湿度50~60%であり、この環境はまさに春の状態である」

とのことです。

 春眠暁を覚えずは、まさに科学的根拠のある春だから神話ということでしょう。

 次に、春になると精神的に不安定になるという説はどうでしょうか。

 岩波明・昭和大学医学部准教授によれば、

「うつ病やそううつ病は、セロトニン、統合失調症はドーパミンという脳内物質が影響している。

春になったからといって、脳内物質の量が変わるわけではないが、2月から5月までは気温や気圧が急激に変化する。うつ病の患者は変化に弱いので、体調を乱しやすく、そのことがきっかけとなって精神不安定になることが多い」

とのことです。

 「木の芽時は気をつけよう」という説にもある程度の根拠があるということです。

 尚、「春になると恋をしたい気分になる」という春だから神話はあまりあてにならないようですが・・・。

 いずれにしても、「春眠暁を覚えず」とか「木の芽時は気をつけよう」という昔からの言い伝えには、人間の身体の中で起こる変化を検証することにより、それなりの理由を見い出すことができるという証しでしょうか。

 大変勉強になりました。

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