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2009年7月28日 (火)

宇宙に想いを馳せて

 月探査船「かぐや」からの魅惑的な映像、国際宇宙ステーションでの若田さんの活躍や日本実験棟「きぼう」の完成、天候には恵まれずも感動的な皆既日食・・・

 宇宙をめぐる様々な話題に事欠かない日々です。

 以前、宇宙開発戦略本部の勉強会に出席したことがありました。

 その時平成20年5月に成立した宇宙基本法に基づいて今回取りまとめられた宇宙基本計画の説明を受けました。

 従来我が国においては、①国全体の宇宙に関する総合的戦略がなかった②宇宙の利用実績が乏しい③産業の国際競争力が不足している、ことなどを理由に、宇宙基本計画が作成されましたが、その内容は、「安全保障分野における活用」や「宇宙外交」・「先端的な研究開発」・「21世紀の戦略的産業の育成」等をめざすものとなっています。この実現のため5つの利用システムの構築と4つの研究開発プログラムの推進が揚げられていますが、その中の興味深いプログラムをご紹介します。

 それは、宇宙太陽光発電研究開発プログラムです。

 この宇宙太陽光発電は、宇宙空間で太陽電池パネルにより太陽エネルギーを集め、そのエネルギーを地上へ伝送し、変電・送電して利用する新しいシステムです。

 現在 太陽光パネルを 小・中学校や公共施設さらには一般家庭の屋根に設置し、低炭素社会の構築を進めようという施策が展開されつつあります。

 しかし 地上における太陽光発電は昼夜・天候の影響を受けやすいものです。

 宇宙においては、その影響を全く受けず、安定的に発電が可能という利点がありますが、一方では経済性・技術的課題・安全性などの乗り越えなければならない障壁もあります。

 聞くところによれば、宇宙太陽光発電においては、2km四方の構造物(太陽電池パネル)が必要となるとのことであり、その発電能力は100万キロW。

 原発1基分約50万世帯に対応できるとのことでした。

 現在米軍や、カリフォルニアの電力会社、またカナダにおいても研究が進められているとのことですが、その実現にはまだまだ時間を必要とすることでしょう。

 しかし、様々な分野で夢が現実になりつつある今、この宇宙太陽光発電もそう遠くない将来に実現されるものと期待しています。

 厳しい暑さと、苦しい選挙戦に耐えつつも、「忙中閑あり」、未来の夢を空想し、夜空の星を眺めつつ 宇宙に想いを馳せることも乙なものではないでしょうか。

 

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