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2009年11月 9日 (月)

ODA調査④ パリからナイロビへ

 翌13日には朝4時30分に起床し、午前7時35分パリ発BA303便にてロンドン・ヒースロー空港へ、さらに乗り継ぎのBA065にてケニア・ナイロビへ8時間半のフライトとなった。

 空からのロンドン市街地の風景もまた素晴らしく、テームズ川やビックベンの雄姿、ロンドン郊外の田園と住宅の調和のとれた美しさに魅了された。Img_0319

 ところでブリテッシュ・エアの座席配置には驚かされた。乗客が交互に横になれるような効率的な配席であり、食事中はすぐ斜め前に相手の顔を見ることができ、人によっては離陸方向に背を向けて座るという大変・不規則な、また不思議な機内であった。                    へんてこなBAの機内↑

 ケニア・ナイロビには、現地時間午後9時に到着したが、赤道直下の割には海抜約1700mの高地にあるため一年を通じて10~28℃程度の気温と湿度が低いため大変快適である。

 ケニアの面積は58.3万km2(日本の約1.5倍)人口は3750万人、宗主国イギリスから1963年に独立した共和制の日本になじみの深い国である。

 東アフリカにおけるケニアの立場は、重要な安定勢力として欧米諸国とは関係が深く、コーヒー・紅茶・綿花・とうもろこし・切り花など農業が主要産業の国である。

 また、59ヶ所の国立公園や保護区があり、サファリ観光の名所として、特にマサイマラ国立保護区などが世界的に有名でもある。

 ところが、2007年に行われた大統領選挙の結果をめぐって キバキ大統領側とオディンガ率いる野党との混乱が発生して内戦状態となり、食糧危機や避難民の増大で国力が衰えてしまった。

 その後、アナン前国連事務総長らの仲介により 現在はキバキ大統領・オディンガ首相の協力体制のもと、国の復興をめざしているところである。

 我々はナイロビ空港からホテルへ向かい、ラウンジで岩谷大使、岡田公使らと夜食を共にしながら意見交換を行った。

 岩谷大使とは以前一度お会いしており、何と私の愛光学園の先輩である愛媛県人だけに大変親しみをもった次第である。

 岡田公使とも旧知の仲であり、途中参加し、翌日ジプチへ向かう朝日新聞の水野論説委員と意見交換できたことも有益であった。

 イエーメンからケニア・ジプチへとソマリア海賊の取材に来ていた水野氏らの話によると、ソマリア海賊対策と同時に、無政府状態のソマリア国内対策が重要であるとのこと。

 そしてソマリア難民がケニア・イエーメン・エチオピアへ流出しているがそれに対する日本の支援も大切であるとのことであった。

 また、海賊を逮捕しても、彼らを収容する施設や裁判官・弁護士不足がケニアの重大な問題となっていた。

 もちろん日本側が逮捕した場合の収容先であるケニアとの協定締結も必要になってくる。

 また、ソマリア海賊活動による身代金が地下銀行を経由して、信用取引され、ケニア内のソマリア難民にも還元され、立派な住宅が建築され、ケニアの地元民とのあつれきが生じているとのことでもあった。(ソマリア人は単一部族)

 その後、話を切りあげ、蚊取り線香をたきながら、長旅の疲れを取るため ベットにもぐり込んだ次第である。

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