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2009年11月 8日 (日)

ODA調査③ 一瞬の観光・長い会議

Img_0296_2  12日午後にはOECDのDAC本部へケアリーOECD開発協力局長を訪問した。      ←ケアリーOECD開発協力局長と会談

 DACは、1960年「低開発国に対する援助について援助間の協議を行うためのフォーラム」DAGとして設立され、現在のDACに至る50年余りの歴史を有する国際機関である。

 このDACに各国の国会議員が訪れることは極めて珍しいとのこと。

 ケアリー局長を先頭に、各セクションの課長全員(10名以上)が入れ替わり、立ち替わり現れて、様々な観点からの説明を懇切丁寧にしていただいた。Img_0297                           ←DACの責任者の方々Img_0298                        

 同じくODCのメンバー(右側の日本人は早大のインターン生)→

                                                                       

                                                    

  実は、来年ドイツとデンマークが審査国となり、我が国のODAに関する案件内容の調査(ピア・レビュー)がDACによって行われる予定になっている。

 その予備調査が今秋東京で行われるが、その担当者にも面談することができ、大変有意義な訪問となった次第である。

 DAC加盟国はOECD加盟国30ヶ国のうち22ヶ国及びECの23メンバーで構成されている。Img_0305     OECD本部↓

 しかし中国や韓国・ブラジル・アラブ諸国等々、DACに加入していない新規ドナー国の調整による援助の基本的ルールの構築や腐敗の排除、有資源国への集中的援助の回避や「底辺の10億人」といわれる最貧国へのバランスある援助などに関し、本来のDACの果すべき役割の変質に対応できているのか否か、若干の危惧を感じた。

 また、アンタイドローンの推進など実情と隔離した理想論に傾注しすぎる一方、新興ドナーである中国等への遠慮が過ぎる面があることも、国際機関たるOECDーDACがその限界に悩む一例と受けとめられた。

 約3時間近くのミーティングに最後は双方共に若干疲れ気味となった次第である。

 ところで、この訪問の前に、午前中に訪問したフランス外務省にて、ジョイヤンデ仏協力担当大臣との会見予定があったが、突如何の連絡もなくキャンセルとなり、大臣官房長が接遇に出てこられた。

 ここは我が木俣団長が大いに怒り、キャンセルの理由と詫び状を求め 即座に席を立つことになった。

 外交儀礼上極めて失礼な対応であり、公式ミッションとしての毅然たる態度は当然のことと、木俣氏の行動に賛意を送ったのであった。

 夜には、OECD代表部公使主催による夕食会が大使公邸で開催されたが、その道中、車窓から久しぶりのエッフェル塔や凱旋門・オペラ座・シャンゼリゼ通りを眺めたが、これが唯一のパリ観光となった次第である。Img_0306               セーヌ川とエッフェル塔↓

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