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2009年11月11日 (水)

ODA視察⑥これぞ日本型ODA

 14日午後には、日本のODAの成功事例と評価されている技術協力のプロジェクト「理数科教育強化計画プロジェクト」を視察した。

 キサカ所長の説明によると、日本から派遣された指導員による現地教員に対する研修を通じて、中等理数科教育の質を高め、生徒の理数科能力の向上が図られているとのことであった。

 現在のチーフ・アドバイザーは元青年海外協力隊の長沼啓一氏。 彼からは、このケニアの教育の実態とこの研修の効果について説明を受け、研修センターを案内してもらった。Photo_6   

    ↑研修内容の説明。

 現在中等教育で実施された現職教員研修システムは、108カ所の地方研修センターで、200名毎に実施されており、1年間に約2週間、約2万人の教員が研修を受け、生徒の理数科学力の向上に大いに寄与している。Img_0358 Photo_2

      研修状況①↑                     研 修 状 況 ②→

 物資・教材が不十分なアフリカにおいて、各々が創意工夫を重ねて製作した教材で、理解度の高い教育をしていることに共感を覚えた。Photo_3 Photo_4 Photo_5    研修教材 例1↓      研修教材 例2↓           ←研修教材 例3

またこのセンターでの研修の成果が,サブサハラ複数国(ナイジュリア・ウガンダ・ルワンダ・ザンビア・マラウィ・モザンビーク・セネガル・ブルキナファソ・ニジェール)に普及し,域内連携ネットワークの構築が行われていた。                         日本語ペラペラの研修生↓Img_0367_2

 まさに南南協力の理想的な形ができており、日本のODAの面目躍如といったところであった。

 本年1月からはこのプロジェクトの成果がアフリカの一国から複数国へと広がるこのプロジェクトが、今後のODAのあり方を示唆するものと大いに注目したところである。

 帰りに、ODAとは直接関係はないが、国際平和維持訓練センター(IPSTC)を訪問した。      IPSTC ↓Img_0378

 ここでは アフリカにおけるPKO要員訓練の拠点施設として主導的役割が果たされており、日本も、邦人NGO日本紛争予防センターが案件形成に参画しているとのことであった。

 このセンターは国連UNDPを通じての支援を遂行しているが、アフリカ各国の紛争解決に際し、今後平和維持から平和構築へとPKO・UNDP各々の短期・中長期の役割が期待されているところである。  PKO要員と共に↓          植樹中↓Img_0381_2 Img_0383

 夜には、私が一番楽しみにしているJOCV(青年海外協力隊)やNGOのメンバーと意見交換会が開催され、彼らの生き生きと輝く目線をまぶしく思いながら、その仕事内容や苦労話に夜がふけるのも忘れて楽しい一時を過ごした次第である。

 皆 アフリカ・ケニアが大好きなんだよなぁ。Img_0389 Img_0391

             JOCV・NGOのメンバーと懇談

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